生の舞台
2016.10.31 Monday
昨日の続きになりますが。
資料によると、「ゴドーを待ちながら」は日本でも度々上演されていて、私は初めて観ましたが、オペラだとワーグナー好きの方々のような熱心なお客様ばかりに見受けられました。
今回のこまばアゴラ劇場でのコレは、河合祥一郎さんの新訳・演出で、河合氏はカーテンコールにお出になったのでどの方か知ることが出来ました。この手の芝居小屋にはありがちですが、決して環境のいい座席ではないのでお尻が痛いし、最後列に座ったため頭上すぐに天井だし、左右も狭くて肩も凝るから休憩時には外へ伸びをしに出たら、ものすごくダンディな方がいらしたのを見ていた、その方でした。
昨日の役者さん達はみな声が聴きやすい。テンション高く叫ぶシーンであっても。どんな小声もどんな大声も言葉がわかるんです。いい役者さんはみなそうですね。素晴らしいな。
生の舞台の芝居を、多くの人にもっと観てほしいです。タレントさんでなく本当の役者さんをもっと観て欲しいです。(あ、それはオペラも同じなんですけど。)自分ももっと観にいきたいです。テレビでお見掛けするちょっと濃い芝居をしている方、もしかしてテレビにはちょっと不向きかもしれないと思う熱くはっきりした芝居の方(笑)、もちろんシンプルに「うまいな」って思う方などをちょっとググると、やはり舞台に多く出られていますから。
昨日のHさんはテレビだと濃いなと思っていた俳優さんで(いい意味です)、その意味は昨日判明した感じでした。まさに舞台役者さんだったんですね!!テレビの印象とは全然違うし、とにかくめちゃっかこよかったです。
でも、舞台を観にいくきっかけはどうしても有名人になりがちですから、アイドルとかタレントさんとかが舞台に出る・・・。そこはあるバランスの問題なので致し方ないのでしょうけれど。。。
一人をしらなくても著名な劇団の名前なら知っているだろうから、たとえばまずは著名な劇団の役者さんだけのテレビドラマや映画は出来ないものか。きちんと訓練され、技術がある芝居をもっともっと広く見てもらったら生の舞台に足を運んでくれるようにならないかな。(ここはオペラの現状とはだいぶ違うように思います)
そんな簡単にはいかないですよね。悩ましい・・・。
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沈黙が休符
2016.10.30 Sunday
ノーベル文学賞のボブディラン…ではなく、1969年にとったサミュエルベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」の芝居を観に行ってきました。
詰め詰めで80人強?ほどのキャパの芝居小屋で、今日は15回公演の千穐楽でした。
お目当の役者さんは高山春夫さん。近所の呑み屋繋がりです(笑)
それから、一度拝見してファンになった中山一朗さん。そして、テレビ以外で拝見するのは初めての原田大二郎さん。(ある芝居小屋にお客様としていらしてた時に、プライベート的には拝見したことがありますが)
芝居は音楽なし。沈黙が多い、素人的に言えばよく分からない類のもので(悪い意味ではありません)、不条理演劇の代表みたいなもの???
ベケットの遺族が、ト書きどおりにする事、音楽を入れない事を条件に戯曲を使う事を許可していると資料に書かれていました。
芝居では、言葉が音符、沈黙(間)は休符。そんな印象の舞台でした。沈黙は、たとえば規則正しい間合いの休符、フェルマータ、ダブルバー的間合いなど多様な色合いがあり、役者さんの素晴らしい言葉さばきと微妙な間合いの連続がなせる技でしょうか。それが出来る役者さんがいれば、芝居に音楽はいらないのだ!みたいなメッセージすら感じました。
よく分からないけど勝手に思い込んで楽しみました。内容は妄想ですが、個々の俳優さん達の技術が素晴らしくて、観に行ってよかったな、ほんと。
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新鎌ヶ谷のライブハウス
2016.10.29 Saturday
うちからは決して近くはないけれど、一回乗り換えで楽に座って行けた新鎌ヶ谷駅目の前のMTミリーズというライブハウスでディナーコンサートでした。
出演者はサロンひぐらしの講師陣なので、ディナーコンサート前には生徒さん達の発表会も抱き合わせで行われました。いや、発表会の抱き合わせでディナーコンサートもやることになったのかな。
私の生徒さんは13人いて、そのうちの11人がエントリー。
私がここに来て6年なのだそうですが、いつも頑張る姿にはジーンとしますが、ちょっといつもと違う感動がありました。ずっと言い続けてきているそれぞれのいま直面してる課題、それから逃げない意味をやっと理解してくださって、とにかく先を見ていまの本人と向かい合う姿を見ると、わたしも根気よく諦めなくてよかったなと、そういう意味のジーン…なのでした。
生徒さんのリハーサルを聴いてアドバイス、自分たちのリハーサル、生徒さんの本番、そして自分たちの本番。今日の1日は長かった!でも、とても清々しい1日でした。
抽選会があったり、ひぐらしオーナーへのインタビューコーナーがあったり、プロの司会者が入ってなかなか趣向が凝らされた時間に見受けられました。
お料理は出演者もご一緒させていただいて…もちろん軽く呑みして…美味しいよぉ。
ご来場のみなさまと、生徒さんたち、サロンひぐらしのオーナーとスタッフに感謝です。
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私がここに来て6年なのだそうですが、いつも頑張る姿にはジーンとしますが、ちょっといつもと違う感動がありました。ずっと言い続けてきているそれぞれのいま直面してる課題、それから逃げない意味をやっと理解してくださって、とにかく先を見ていまの本人と向かい合う姿を見ると、わたしも根気よく諦めなくてよかったなと、そういう意味のジーン…なのでした。
生徒さんのリハーサルを聴いてアドバイス、自分たちのリハーサル、生徒さんの本番、そして自分たちの本番。今日の1日は長かった!でも、とても清々しい1日でした。
抽選会があったり、ひぐらしオーナーへのインタビューコーナーがあったり、プロの司会者が入ってなかなか趣向が凝らされた時間に見受けられました。
お料理は出演者もご一緒させていただいて…もちろん軽く呑みして…美味しいよぉ。
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動詞をください、かーさん
2016.10.28 Friday
音楽家は想像力や妄想力(笑)が豊かで、感覚の中にたとえば形容詞を沢山持っていると思っています。中でも歌詞を扱う歌手はより具体的に想像力を働かせているように思います。
擬態語の理解も感覚的に敏感に察するのではないかと昔から思っていたのですが、、、
母親と接していて自分の限界を感じました。撃沈です。
仕込みやお店の手伝いの中で、母親から指示を受ける言葉の擬態語の多さに、だいぶ慣れましたが、頭がクラクラします(笑)
調理や、盛り付け、お店の掃除や片付けなどの指示に
トトッ
ササっ
ババっ
パパっ
ちゅちゅっ
チャッチャッチャッ
きゅっきゅっきゅっ
しゅっしゅっしゅっ
シャーっ
ピャーッ
たーっ
キューっ
?????
場面によっても全然わからないのありますけど?
三つくらい組み合わせられるともっと分かりませんけど?
「それをピャーッと、プツプツで、きゅっきゅっきゅっして」ってなんですか?
擬態語の後に時々しか動詞が入らないんですよ、だいたい。だから、全然わかりませんよ、かーさん。
動詞があったとて、どのようにイメージして言ってるのか最初はあまり理解できませんでした。親子なのにごめん、かーさん。
母親はスピード感あふれる仕事ぶりなので、きき返すのも、瞬間悩むのも、もちろん可笑しくて笑う余裕もなく、まぁそんなことは許されない雰囲気で、慣れないと過酷な現場です。
何度か手伝ってだいぶその場面の意味を理解してきたので、いまは比較的スムーズなんですけど、せめて動詞は欲しいよ、かーさん。
おまけに、明らかに間違ってると思う擬態語もあるんですよ。だからなお難しくなるのです。
その代表は
・キリキリベーコン
・ゾクゾク切る
この二つの時は、作業しながらではなく、雑談している時に言われたので、返す余裕がありました。
「キリキリベーコンをどうのこうの…」と言われた時は、胃を押さえて苦痛の表情を浮かべてみせ、「カリカリベーコンでいい?」
「野菜をゾクゾク切って…」と言われた時は、寒気で身震いしてる様子で「ザク切りでいい?」
と、返してみました。
母親大爆笑。
「あんた、オモロイねぇ」って…いえいえ、かーさんがオモロイのです。
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母親と接していて自分の限界を感じました。撃沈です。
仕込みやお店の手伝いの中で、母親から指示を受ける言葉の擬態語の多さに、だいぶ慣れましたが、頭がクラクラします(笑)
調理や、盛り付け、お店の掃除や片付けなどの指示に
トトッ
ササっ
ババっ
パパっ
ちゅちゅっ
チャッチャッチャッ
きゅっきゅっきゅっ
しゅっしゅっしゅっ
シャーっ
ピャーッ
たーっ
キューっ
?????
場面によっても全然わからないのありますけど?
三つくらい組み合わせられるともっと分かりませんけど?
「それをピャーッと、プツプツで、きゅっきゅっきゅっして」ってなんですか?
擬態語の後に時々しか動詞が入らないんですよ、だいたい。だから、全然わかりませんよ、かーさん。
動詞があったとて、どのようにイメージして言ってるのか最初はあまり理解できませんでした。親子なのにごめん、かーさん。
母親はスピード感あふれる仕事ぶりなので、きき返すのも、瞬間悩むのも、もちろん可笑しくて笑う余裕もなく、まぁそんなことは許されない雰囲気で、慣れないと過酷な現場です。
何度か手伝ってだいぶその場面の意味を理解してきたので、いまは比較的スムーズなんですけど、せめて動詞は欲しいよ、かーさん。
おまけに、明らかに間違ってると思う擬態語もあるんですよ。だからなお難しくなるのです。
その代表は
・キリキリベーコン
・ゾクゾク切る
この二つの時は、作業しながらではなく、雑談している時に言われたので、返す余裕がありました。
「キリキリベーコンをどうのこうの…」と言われた時は、胃を押さえて苦痛の表情を浮かべてみせ、「カリカリベーコンでいい?」
「野菜をゾクゾク切って…」と言われた時は、寒気で身震いしてる様子で「ザク切りでいい?」
と、返してみました。
母親大爆笑。
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久しぶり〜!
2016.10.27 Thursday
最近の夫との会話で増えた一言(笑)
ほんとに、最近、久しぶりにしか会わないもので…毎回「お〜久しぶりぃ〜」です。
わたしの今の親孝行と言っていただけている行動は夫の放置と交換です。夫も義母孝行してくれてるってことですね。感謝を忘れてはいけません。
私は田舎から疲れて帰るので、そして大量のお客様のお料理を仕込んできているので、自分は外食したい!ってつい思ってしまうんですが、一週間ほど前、久々に自宅で簡単な料理をしたら「手料理が食べられてよかったです」とコメントをもらいまして…「ごめんね」と心から思いました。
そんなわけで今回は
「戻ったら何食べたい〜?」
「肉〜!」
って会話があり、お肉800グラムでお礼しました(笑)
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ほんとに、最近、久しぶりにしか会わないもので…毎回「お〜久しぶりぃ〜」です。
わたしの今の親孝行と言っていただけている行動は夫の放置と交換です。夫も義母孝行してくれてるってことですね。感謝を忘れてはいけません。
私は田舎から疲れて帰るので、そして大量のお客様のお料理を仕込んできているので、自分は外食したい!ってつい思ってしまうんですが、一週間ほど前、久々に自宅で簡単な料理をしたら「手料理が食べられてよかったです」とコメントをもらいまして…「ごめんね」と心から思いました。
そんなわけで今回は
「戻ったら何食べたい〜?」
「肉〜!」
って会話があり、お肉800グラムでお礼しました(笑)
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