歴史の意味
2019.02.28 Thursday
「やっと歴史の意味が分かったか」と夫に言われました。
歴女でないだけでなく、ほとんど興味を持てず。知りたくなった事、興味を持った事だけざっくり調べて満足する程度で、歴史好きの夫には呆れられています。
そんな私が冒頭の言葉を投げかけられた経緯は。フリマを始めてからあれこれ調べているうちに、知らなかったことを知って楽しいと前にも書きましたが、
その時のブログはこちら↓
http://tsugumi-e.jugem.jp/?eid=4313
やはりまた陶器のことから、その時代に想いを馳せる事がありまして、、、
それはこのティーカップから。
コーヒー入れてますけどね(笑)
て気に入って使っているのでこれまたフリマ出品はしないのですが、ミントンMINTONのものです。バックスタンプからメーカーは分かって使っていましたが、ハドンホールという多分一番有名なミントンの柄と違うという点に、フリマをはじめたから、それ以上深く知りたくなったわけです。
セーブルから職人をヘッドハントしたらしいとか、ミントンは1856年にロイヤルワラントになった、ハドンホールの発売は1948年、1968年にはロイヤルドルトン 「へ」吸収合併、2005年にはロイヤルドルトン がウエッジウッドと合併。
ついでに有名メーカーのロイヤルアルバートも(いつからロイヤルとついたかとかも興味深い)1971年にロイヤルドルトンに吸収合併されているので、結局みんなウェッジウッド?
でも2015年にはウェッジウッドもコペンハーゲンもフィンランドの会社の傘下になったとか…。
一つ一つについてウィキ先生に出てくる言葉が理解でき、そこからまた飛んでいく…いちいち面白くて派生していくものを調べていったら暗譜する時間もなくなるほど面白いです笑。多分 いちいちそのメーカーのものが手元にあるからなのですが。
とにかく、バックスタンプが変わる理由や、デザインが変わる理由、そこに興味を強く持っています。時代、占領、吸収合併、それによるデザイナーのリストラや変更。そんな事に想いがいきます。その経緯を知って急に廃版になってしまったものへ愛着が倍増する私。という話で。
今も昔も世界も日本も、こういう繰り返しで前進しようとしているのですね。私自身にとっては、よく関わっていた二社の吸収合併により、主力商品であったのにもかかわらず合併後は無くなってしまう商品の、私自身が一部であった事が二度あります。アラビア社のデザインがイッタラに吸収合併されたら一度消えて復刻したらデザインが変わっていた、同じものでもプリントの範囲が変わっていた、というのと似ています。
「政治と経済とその時代と絡んですでに無くなってしまったものを持ってて楽しいわ」と言ったら冒頭の言葉を「いただいた」というわけです(笑)
写真のカップは、ミントンの中のグラスミアという品名。
この↓ブログもすごく面白かったです。Mizumizu様、失礼いたします。
ミントンのグラスミア
ついでに、うちにはペルシアンローズ旧型というのもあります。またその他にも義母から譲り受けたものが大量で、廃版ものが何種類かあるんですが…陶器を語る知識はないので、今回はやめておきますね。
あ! ミントンはもう日本から撤退してるので、百貨店では買えないんですね。イギリス方面へ旅行されたら、ロイヤルドルトン へ行って日本で買えないものを買うと意味があるかもしれませんね(フリマに出すためじゃない)。いや、もはや、ウェッジウッド社にも行くべきですね。いや、フィンランドか?
これは一応ティーカップなので、紅茶に関わる陶器について書かれたブログも勝手にご紹介しておきます。
希少で購入しづらくなったミントン
ここから、ミントンのさらなる情報、ロイヤルアルバートの歴史も分かりやすく書いておられますので、ご興味あったら是非是非。
もともと陶器が好きで、ヴィンテージものが好きだとわかり、アンティークに走ってはいけない!と言い聞かせている今日この頃です。
ミントンのカップで、合併先のウェッジウッドのコーヒーを(^^)
いつもありがとうございます。
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歴女でないだけでなく、ほとんど興味を持てず。知りたくなった事、興味を持った事だけざっくり調べて満足する程度で、歴史好きの夫には呆れられています。
そんな私が冒頭の言葉を投げかけられた経緯は。フリマを始めてからあれこれ調べているうちに、知らなかったことを知って楽しいと前にも書きましたが、
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やはりまた陶器のことから、その時代に想いを馳せる事がありまして、、、
それはこのティーカップから。
コーヒー入れてますけどね(笑)
て気に入って使っているのでこれまたフリマ出品はしないのですが、ミントンMINTONのものです。バックスタンプからメーカーは分かって使っていましたが、ハドンホールという多分一番有名なミントンの柄と違うという点に、フリマをはじめたから、それ以上深く知りたくなったわけです。
セーブルから職人をヘッドハントしたらしいとか、ミントンは1856年にロイヤルワラントになった、ハドンホールの発売は1948年、1968年にはロイヤルドルトン 「へ」吸収合併、2005年にはロイヤルドルトン がウエッジウッドと合併。
ついでに有名メーカーのロイヤルアルバートも(いつからロイヤルとついたかとかも興味深い)1971年にロイヤルドルトンに吸収合併されているので、結局みんなウェッジウッド?
でも2015年にはウェッジウッドもコペンハーゲンもフィンランドの会社の傘下になったとか…。
一つ一つについてウィキ先生に出てくる言葉が理解でき、そこからまた飛んでいく…いちいち面白くて派生していくものを調べていったら暗譜する時間もなくなるほど面白いです笑。多分 いちいちそのメーカーのものが手元にあるからなのですが。
とにかく、バックスタンプが変わる理由や、デザインが変わる理由、そこに興味を強く持っています。時代、占領、吸収合併、それによるデザイナーのリストラや変更。そんな事に想いがいきます。その経緯を知って急に廃版になってしまったものへ愛着が倍増する私。という話で。
今も昔も世界も日本も、こういう繰り返しで前進しようとしているのですね。私自身にとっては、よく関わっていた二社の吸収合併により、主力商品であったのにもかかわらず合併後は無くなってしまう商品の、私自身が一部であった事が二度あります。アラビア社のデザインがイッタラに吸収合併されたら一度消えて復刻したらデザインが変わっていた、同じものでもプリントの範囲が変わっていた、というのと似ています。
「政治と経済とその時代と絡んですでに無くなってしまったものを持ってて楽しいわ」と言ったら冒頭の言葉を「いただいた」というわけです(笑)
写真のカップは、ミントンの中のグラスミアという品名。
この↓ブログもすごく面白かったです。Mizumizu様、失礼いたします。
ミントンのグラスミア
ついでに、うちにはペルシアンローズ旧型というのもあります。またその他にも義母から譲り受けたものが大量で、廃版ものが何種類かあるんですが…陶器を語る知識はないので、今回はやめておきますね。
あ! ミントンはもう日本から撤退してるので、百貨店では買えないんですね。イギリス方面へ旅行されたら、ロイヤルドルトン へ行って日本で買えないものを買うと意味があるかもしれませんね(フリマに出すためじゃない)。いや、もはや、ウェッジウッド社にも行くべきですね。いや、フィンランドか?
これは一応ティーカップなので、紅茶に関わる陶器について書かれたブログも勝手にご紹介しておきます。
希少で購入しづらくなったミントン
ここから、ミントンのさらなる情報、ロイヤルアルバートの歴史も分かりやすく書いておられますので、ご興味あったら是非是非。
もともと陶器が好きで、ヴィンテージものが好きだとわかり、アンティークに走ってはいけない!と言い聞かせている今日この頃です。
ミントンのカップで、合併先のウェッジウッドのコーヒーを(^^)
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コメント
- by ぐらっぱ亭
- 2019/03/01 4:14 PM
ぐらっぱ亭さま
目覚めました!まだまだ薄目ですけども(笑
陶磁器の世界の入り口から覗いた程度ですが、各社それぞれに、そのフォルムに拘りがあり、なぜこの形なのかというのもとても面白いです。
なるほど、食べ物の代わりにですか。納得できます。
なにせ紅茶は抜群ですものね、そのためのカップが発展したのも理解できます。お水との関係なのか、わたしはロンドンの安ホテルで飲んだミルクティーがこれまでて一番美味しい紅茶です。
明朝はコーヒーをやめて紅茶にしようかしら。
目覚めました!まだまだ薄目ですけども(笑
陶磁器の世界の入り口から覗いた程度ですが、各社それぞれに、そのフォルムに拘りがあり、なぜこの形なのかというのもとても面白いです。
なるほど、食べ物の代わりにですか。納得できます。
なにせ紅茶は抜群ですものね、そのためのカップが発展したのも理解できます。お水との関係なのか、わたしはロンドンの安ホテルで飲んだミルクティーがこれまでて一番美味しい紅茶です。
明朝はコーヒーをやめて紅茶にしようかしら。
- by tsugumi
- 2019/03/02 2:08 AM
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陶磁器の世界って、ほんと奥深いから、どんどん深みにはまっていきますよ、きっと。ロイヤル・・・のなんと多いことか。イギリスには料理がないに等しいからこそ、器つくりに心血を注いだとかいう話も聞いたことがありますが、さあどうですかねぇ。