今年の「てかがみ」
2020.09.20 Sunday
立ち稽古が始まっています。
コロナ禍でも私たちを迎えてくれ、楽しみにまっていてくれ、戦争について下勉強してくれている生徒さんと学校側に、少しでも安心していただけるような演出に変えています。
演出家のこだわりとしては、さも対策した演出にしてますよ的に見えないようにする!なんだと捉えました。
我々オペラ歌手は、そもそも基本的には客席側に声を届けるため、客席に対して45度までしか方向をつけないとされています。しかし、近年は、リアルなお芝居を優先する事も多く、90度、はたまた背を向けて180度客席に対して角度を持つ事も増えてきましたが。
リアルにお芝居したい(相手の顔を直視するとか話す相手に歌いかけるとか)ところを、話の流れとして自然にそう見えるようにいい塩梅で芝居をつける技があります。(うまく出来てるかは置いておいて)
いまこそそれなんだ、と理解。
やってみると、これまでのものが身に染みつき過ぎていて、容易な箇所もあれば、そうでないところもありましたが、そこは打ち合わせと稽古を重ねて、本番にのぞみたいと思います。
マスクをしながらの歌唱は、体力の消耗が激しい気がします。息を入れるのにものすごい労力がかかるのだと思います。信じられないくらいのバタンQ(古い)。
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