言葉にできない
2018.11.07 Wednesday
調布にある音大へ。
いよいよと迫ってきたジョイントリサイタルの合わせ。いつもは三人揃ってですが、本日は私のソロ分のみで、二人でみっちりやりました。と、いってもスムーズなのであっという間に終わるのですが。
大げさでなく、「この方のピアノの音を聴かないなんて人生の大損よ!」と言いたいです(^^)
ありがたい事にこれまで多くの素晴らしいピアニストと共演させてもらっています。
素晴らしいピアニストと言っても色々なパターンがあって、全面的に支えてくださる演奏、寄り添う演奏、時々引っ張ってくれる演奏、控える演奏、刺激されるような演奏、分からないけど鳥肌が立つ演奏、興奮してくる演奏、丁々発止な演奏などあります。(もちろん全ては私との相性の中でのことです。)
今お付き合いのあるどのピアニストもこういう魅力が満載なのでお願いしています。
では木村徹さんは?これらのどれにもあてはまりません。いゃ、すべて当てはまるとも言えるのか?!
言葉では説明できません。
ある曲では竹と竹がこすれあうような音がし(振り返りそうになった)、ある曲では明かりの少ない地下のバーにいる錯覚をし、ある曲では地球の上に一人で立っている気がしたし、ある曲では誰かが憑依したかのような明らかに私が持ち合わせていない種類の優しい気持ちにさせられました。
私にとってはそんなピアニストです。
私の歌でなくていいです(笑)ピアノをぜひぜひ聴きにいらしてください。伴奏という言葉が元々わたしは嫌いですが、アンサンブル、共演というにふさわしい、全曲すんごい演奏です。
あまりに気持ちよくて、終わったらフットワークが軽くなり、昔のバイト先に顔を出し、その頃よく行ったカフェに行き夕飯、初心にかえった気分です。
まっさらな心で歌えそうです。
ジョイントリサイタルは、11月17日土曜日 14時からトリフォニーホールです。バリトン砂田直規、ピアノ木村徹、ソプラノ江口二美でお送りいたします。
いつもありがとうございます。
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